「ちゃおのひみつ」は学びが多い

「ちゃおのひみつ」は学びが多い

子供に買った「ちゃおのひみつ」を読んでみました。ちゃおの歴史や漫画誌作りの大変さを学べるすばらしい本だったので紹介します。

ちゃおは「付録」でのし上がった

1977年、「なかよし」や「りぼん」から約20年後に始まった「ちゃお」。他誌に追いつき追い越すためにとった策の1つが「付録」の数だったそうです。

付録完成までの試行錯誤や工程が書かれていてとても勉強になります。付録づくりの大変さを知ってしまうと「なんだ、またボールペンか〜」とは言えなくなりますね。

漫画作りは尊敬しかない

ネームから始まり、ペン入れ、セリフの文字入れまで、漫画作りの工程も学べます。フォントや大きさで読み手に与える印象が変わるなんて言われるまで意識してませんでしたが、これひとつとっても職人芸だと思いました。

さらに印刷の工程まで紹介されています。糊付けが多すぎたりして、重さが規定以上にあるものは自動ではじかれるようになっているんですって。出版の世界はすごいなあ、大変だなあと読んでいる間ずっと唸りっぱなしでした。

ちゃおガールの出世率がすごい

ちゃお専属モデル「ちゃおガール」は毎年読者からオーディションする形式。受賞者はアミューズに所属して紙面や様々なメディアで活動を行うそうです。三吉彩花さんもMOAMETALもそうだったのか。ちゃおガール、恐るべし。

「やれることはなんでもやる」精神

時流にあった漫画や付録を常に提供し、他誌がやらないことにどんどん取り組んできた結果、後発だったちゃおはシェアNo.1になり、2002年には100万部を突破しました。今は40数万部に落ち込んでいますが、それでも圧倒的なシェアを誇っています。

それまでの常識を打ち破り、他を追い越してしまうなんて憧れるシチュエーションですよね。この本を読んで勇気付けられるとは思いませんでした。

ちゃお読者、かつての読者は必携の一冊。歴史や制作工程を楽しく学べる良書なので、興味を持たれた方ならきっと楽しめます。コロコロもこういうの出してほしいなあ。

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