電ファミニコゲーマーにのりました

ゲーム

たまたま「釣り★スタ」と「ドリランド」に関わっていたおかげで凡才プログラマーなのに電ファミにのりました。ありがとうございました。

ソシャゲ黎明期のムード

記事はこちらです。

『釣り★スタ』そして『探検ドリランド』が拓いた“ソーシャルゲーム”の時代の夜明け

モバイルゲームビジネスの前例がない時代、手探りで開発、運用をしていた頃の裏話です。モバイルゲームが飽和した今こそ、これを読んで原点回帰してみませんか。新たなアイデアが生まれるかもしれません。また、のちに経営者となるプロデューサーと凡才プログラマーの視野や意識の違いもお楽しみください。キミはどっち派?

アレオレ詐欺になりたくないので補足しておきますと、釣り★スタのメインエンジニアは現在「ネクストビート」という会社のCTOをやっている衣笠くんで、ドリランドは久岡さんです。他にもたくさんの頼れるエンジニアがいました。自分はゲーム画面を作っていただけです。

インタビューに至った経緯

2019年11月に、釣り★スタとドリランドの開発話を聞きたいと編集長の平さんからご連絡をいただきました。

ゲーム好きなら誰もが読んでいる電ファミで十年以上前に流行ったゲームの話をするということは、なにか歴史書のようなものを作るのかな、だとしたら非常に名誉なことだと思い、二つ返事でお受けしました。

程なくして「日本モバイルゲーム産業史」というすばらしいプロジェクトが公開されました。このブログの記事にもリンクを貼っていただいて恐悦至極です。

インタビューはこんな感じ

自分一人ではどう粘っても15分でインタビューが終わってしまうので、当時プロジェクトリーダーだった吉田大成さん(以下、大成くん)に助けを請いました。多忙にも関わらず3時間みっちり話してくれました。彼も電ファミが好きなんです。

インタビューをお読みいただくとわかりますが、実のある話はすべて大成くんがしてくれました。万年平社員の自分と、六本木の高層ビルにオフィスを構える社長の違いが文量に表れています。横で聞いていても本当に楽しく、ためになる話がいっぱいでした。

ちなみに彼の会社「エブリー」は料理動画でおなじみの「DELISH KITCHEN」を運営しているのですが、お茶菓子とかは出てこなかったです。

凡才の現在

インタビューで大成くんが言っていた、ゲーム系と他分野のコラボによる発明というのは自分もずっと考えていることです。毎日のように面白いゲームが登場する中、同じ土俵で戦う気にはなれなくて、現在は教育アプリ、いわゆるゲーミフィケーションに取り組んでいます。

いままで作ったアプリはこちら

この分野はデジタルよりアナログの方が先行していて、とくに小学生のドリルとかはゲームのように楽しめるものが増えてます。自分の時代にもこんなものがあったら凡才にならずに済んだかも、とうらやましく思います。

ドラゴンクエストゆうしゃドリル(Amazon)

教育だけでなく、掃除、洗濯、選挙、御百度参りなどなど、世の中のあらゆるものがゲームのように楽しく取り組める日が来るといいですよね。

まわりの才能と運で電ファミにのれた

 

凡才でも、巡り会いや運によって人生がちょっと華やぐ瞬間があります。今回のインタビューもまさにそうです。大好きな電ファミにのるために協力してくれた大成くん、グリー時代にお世話になった皆様、電ファミの皆様、本当にありがとうございました!

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