あなたは本当に楽しんでゲームをしているか? Back in 199564

あなたは本当に楽しんでゲームをしているか? Back in 199564

ニンテンドー3DS ウルトラサマーセールで買った「Back in 199564」は2015年に作られたゲームには見えないほど荒削り。しかしそれはすべて作者の思惑通りだったのです。

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どんなゲーム?

1995年頃のローポリゴンを再現したようなビジュアルのアドベンチャーゲームです。なんと2015年に作られたものです。この時代になぜ?と思うかもしれませんが、そこには作者の明確な意図があるのです。

ときどき唐揚げのようなやつをはじめとした不気味なモンスターたちが襲いかかります。動きは緩慢ですが、主人公も緩慢なのでコツがいります。カメラワークが不親切なところも含めて、当時の手ざわり感に忠実です。

ところどころで拾える回復(小)。ちなみに最後まで(小)しか出てきません。

ところどころで挟まるストーリーパート。いいなあ。

ユニークなのは下画面のゲーム機がときどき不調になるとプレイに支障が出るところです。カセットを入れ直したりコントローラーを指し直したりして回復しないといけません。1995年頃のゲーム機ってこんなに不具合あったかなあ。

プチ攻略情報

当たり判定が厳しい

いろんなところを調べてアイテムを獲得していきますが、当たり判定が厳しいところもあるので、丁寧に調べながら進みましょう。

銃の装填を忘れずに

ピストルやショットガン、そしてそれらの弾を入手すると強力な武器となりますが、装備しただけでは弾の装填はされないので、装備後に必ずR+Yボタンで空撃ちしましょう。そうすれば主人公が「いっけね」って感じで装填をします。

おばあさんに注意

後半にあるおばあさんが出てきますが、話しかけるのは1回だけにしましょう。2回目に話しかけるとゲームがフリーズします。バグか仕様かはわかりません。

なぜ20年前を再現したのか

クリアまでは下手でも2〜3時間ほど。最後に作者のメッセージが流れます。1995年頃の荒削りながら斬新なゲーム体験を再現して、ゲームと正面から向き合っていた純粋な感覚を味わってほしい、という内容でした。

たしかに最近は実況プレイを見るだけだったり、攻略サイトにすぐ頼ってしまったりと、一体なんのためにゲームをしているのかわからなくなっていますもんね。ぼくは好きでやってますけど。

娯楽を十二分に楽しむには、費やす時間や向き合う気持ちが欠かせないという大切なことを思い出させてくれる不思議なゲームでした。ところでぼくは本当にこのゲームを終えたのでしょうか。そしてあなたは終えられるでしょうか。

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