ゲームが苦手な人でも1〜2時間でクリアできるスマホゲーム4選

ゲーム

ぼくは終わりがあるゲームが好きなんですが、歳のせいかプレイ時間の長いものは根気が続きません。でも達成感も味わいたい!そんなわがままなぼくとあなたのために、1〜2時間でクリアできるゲームを選んでみました。

La La Landのような切ない恋の物語

Florence(フローレンス)

あの名作「Monument Valley」の作者が男女のラブストーリーを描いた、インタラクティブコミックゲームです。驚くのはセリフがまったくないのに、話がわかるところ。たとえば、

たどたどしい会話をジグソーパズルで表現しているのですが、

会話に慣れてくるとパズルのピースが少なくなって、会話のペースが上がるんです。このように、文字がないのに状況が伝わってくるのが本当にすごいんです。ちなみにケンカになると、

パズルのピースが尖っていますよね。言葉がキツくなっている様子がビジュアルで表現されているんです。すばらしすぎる。

これは棚に並べるものを取捨選択するシーン。正解、不正解はないのに、どれを残して、どれを捨てるかつい考えてしまいます。本当に部屋を整頓している気持ちになります。

カンタン!超おすすめ!

ゲームが苦手でもクリアできます。この絵柄に惹かれた人は決して後悔しないのでぜひ遊んでみてください。斬新な表現がつまっているので、UI/UXの学習にもなります。

Florence(フローレンス)

美しい風景と回想で綴る老人の人生

おじいちゃんの記憶を巡る旅

こちらもセリフのないインタラクティブ絵本のような作品ですが、旅するおじいちゃんを地面を動かして導いていく斬新なゲームシステムになっています。

そしてなんといってもすばらしいのが絵の美しさ。絵本としても一級品です。スマホでももちろん楽しめますが、iPadのような大きい画面でのプレイするのがオススメです。

わかりやすい物語、ほどよい難易度

こちらはフローレンスよりも頭を使うパズルがありますが、意地悪なものではありません。お子さんと一緒に楽しめる難易度、わかりやすい物語なのでぜひ遊んでみてください。少しほろっとするかもしれません。

おじいちゃんの記憶を巡る旅

謎に満ちた世界観と斬新なプレイ感

Gorogoa

こちらはわざわざ紹介するまでもないほど有名ですが、Game Developer Choice(GDC) AwardsでゼルダをおさえてInovation Awardを受賞したインディーズゲームです。

ストーリーもゲームシステムも斬新すぎて説明が難しく、実際にそれを放棄しているレビューも多いのですが、ご存知のとおりぼくも説明はうまくないので、公式サイトの動画をみてね、としか言えません。

そしてクリアしたあとも「?」が消えません。とにかくなにかすごいものをプレイしてしまった!という感覚だけが残っています。「千と千尋の神隠し」を初めて見たときのような感じです。

気になったらやるべき

このゲームは真っ当に、美しく、斬新な表現であなたの既成概念を打ち崩してくれるでしょう。それを見つけるのがまた快感なのです。少しでも気になったら絶対にやるべきです。

Gorogoa

廃墟で孤独にゴルフ。その結末とは

Golf Club Wasteland

火星に移住した富裕層が環境破壊された地球でゴルフを楽しむという独特な世界観のゲーム。シンプル操作のゴルフはいくら打っても、OBになっても大丈夫です。

廃墟と化した地球の景観には、作者のユーモアがたっぷり詰め込まれています。しかもプレイ中はずっと架空のラジオ番組を受信していて、いろんな曲や音声が流れてくるのが素敵です。電波の届かない地下にいくとちゃんと無音になるんです。

個人的にすごく好き!

ゴルフとはいっても、スーパー、工事現場、地下など様々なところでプレイするので、何十打も打たされることもありますが、そこも含めてやりとげたときの達成感はなかなかのものです。どんな結末が待っているかはぜひご自身の目でお確かめください。この世界観がすごく好きです。

Golf Club Wasteland

漫画を買う感覚でどうぞ

300〜600円ほどで1〜2時間楽しめると考えると、今回紹介したゲームは漫画と同じぐらいの娯楽的な価値があります。しかも漫画では得られない、やりとげる達成感も味わえるのです。

おまけに作る労力はどれも漫画よりはるかにかかっています。そう考えると、とってもお買い得ですよね。ぜひどれかひとつでも遊んでみてください。すばらしいゲームがひとりでも多くの人に届きますように。

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