真実は千に三つ?!不動産業界を描いた「正直不動産」を読む

オススメ

不動産の営業マンがもし嘘がつけなくなったら?という設定で始まる漫画「正直不動産」が面白いと聞いたので、まとめ買いして読みました。知らないと損をする知識が満載でした。

正直不動産とは?

登坂不動産のエース営業マンは「売るためだけ」の情報を顧客に伝え、時には嘘も厭わない口八丁ぶりで、圧倒的な売り上げをたたき出してきた。だが、ある出来事をきっかけに「嘘がつけない」体に変貌してしまった。真実は”千に三つ”とも言われる不動産業界で、”正直営業”しかできなくなった営業マンは大苦戦するが…?

建築条件付き土地、任意売却、三為業者――。人生最大の買い物である「家」にまつわる不動産業界の真実をさらけ出す話題作!

設定にワクワクして読んでみたら、不動産業界はこんなに嘘だらけの世界なのかと怖くなりました。これから物件を購入したり借りたりする予定の方は読んで損はないと思います。

嘘がまかり通る世界

不動産は誰にとっても必要なのに、知識が膨大で法律も複雑。だから素人を騙しやすいんですね。千に三つしか真実を言わなくても成立する商売ってもはや詐欺みたいです。

よく思うんですけど、土地って人間のものではなく地球のものですよね。それを勝手に区分けして商売にするなんて、人間って本当に欲深い生き物ですよね。戦(いくさ)でなくお金で取引できるようになっただけマシか。

最新の10巻ではコロナ禍の業界事情も描かれていたり、それ以外にも随所に時事ネタも含まれていてとても勉強になります。興味のある方はぜひどうぞ!

正直不動産(Amazon)

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