高評価だった「Dordogne(ドルドーニュ)」が刺さらなかった。

ゲーム

ビジュアルやストーリーで高い評価を得ているインディーゲーム「Dordogne(ドルドーニュ)」を期待を持ってプレイしましたが、自分にはあまり刺さりませんでした。

どんなゲーム?

子供時代の記憶をなくしている主人公が亡くなった祖母の家を訪れて、いろんなものを見つけながら過去を思い出していくアドベンチャーゲームです。

回想パートでは子供時代の主人公を操作して出来事を追体験していきます。

本作の特徴である水彩画のようなビジュアルはとても美しく、まるで絵画の中を探検しているような気分になります。

とくに水辺の表現が素晴らしく、ここでずっと釣りをするだけのゲームでも良いのではないかと思ってしまうほどでした。

収集要素

道中にはステッカーや手紙などのコレクションアイテムが落ちています。注意深く散策していれば集められそうな難易度です。

集めたものでスクラップブックを作る場面もあります。いつもの自分なら喜んで取り組みそうなジャンルなんですが、残念ながら夢中にはなれませんでした。

ゲームではない

祖母との思い出を辿るのが主目的である本作。ほぼ一本道で自由度は低いです。

ところどころで発生するアクションパートもゲーム性に乏しく、知育玩具のようでした。せめてパズル的な楽しさがあれば良かったんですが。

ゲームとしてのやりがいを期待すると裏切られますが、きれいな仕掛け絵本と思えば十分な満足感を得られる作品だと思います。

ビジュアルが好みなら

フランスの田舎で過ごす夏休みが非常にうらやましくなる美しいビジュアルは必見です。3時間ぐらいでクリアできますので、気になったらプレイしてみてください。

Dordogne(Switch)

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