1000ピースの姫路城を作り終えて思ったこと

1000ピースの姫路城を作り終えて思ったこと

親戚から1000ピースの姫路城をもらいました。それをつい先ほど作り終えました。

お城に興味ないのに

姫路城、カッコいいですよね。日本屈指の名城だと思います。でも1000ピースのパズルを作るほどの熱量ではないです。大概の人はそうだと思います。

誰かに譲ることを考えましたが「1000ピースを作り終えたときに何か悟りを開けるかも」と思い、家族で作ってみることにしました。

最初は和気あいあいと始めましたが、残りの95%は自分が担当。どうせそうなると思ってました。悟りはとうに開いてました。

制作風景

まずは細部のはっきりしているお城から作り始めました。そこだけで1ヶ月かかりました。白だけじゃなくてもっといろんな色を使ってくれよ、姫路城。

松の木はご覧いただければわかるとおり地獄でした。これ娯楽なんですよね?

松の木地獄のあとは青空地獄。ピースを色で分類したり、ときには形で分類したりと、進捗によって効率よく組み立てる方法を模索するところが醍醐味ですよね〜・・・。

いやほんと、パズル好きの方には申し訳ないですが「独房に入れられてこれしか置いてなかったらしょうがないからやろうかな」と思うレベルでやる気がしない作業でした。

完成。そして破壊

数ヶ月間、せまい我が家をより狭くしてくれた姫路城を見ながら、この時間はなんだったのだろうと考えました。

正直なところ、最後まで楽しさより苦痛が勝っていました。ピースがはまったとき「はまった」という感想以上のものがなく、達成感もさほどありません。

普通は糊付けして壁に飾ったりするところですが、あいにくこれを飾るほど広い壁と思い入れがないので、バラして奥さんの実家に送ることにしました。不幸の手紙ならぬ、不幸のパズル。というのは冗談で、パズルが好きなんですって。本当にいるんだ、好きな人。

壊すのは家族みんなでやりました。最初は躊躇していた子供も、やり始めたら勢いがついて最後は笑顔に。これが人間という生き物です。

数ヶ月の苦労が一瞬で元通り。それ見てようやく、自分はこれをやり遂げたんだという達成感が込み上げてきました。

達成感の正体

もともと1枚絵だったものが工場で裁断され、それを1枚絵に戻す。穴を掘って埋めるような不毛な作業。それでも人間は達成感は得られるんですね。

パズルだけではない、仕事のほとんどはそんなものじゃないか。コロナによって思い知らされたろう。世に必要とされる仕事なんてほとんどありゃしない。やらなくていいことをやって、やったつもりになっていたんだ。みんなパズルを作っていただけなんだ!

というのは冗談で、この達成感は作りかけのパズルが片付いたからです。パズルってすごく場所とるんですもん。

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