大人の本気の悪ノリ「マザー百科」

大人の本気の悪ノリ「マザー百科」

「マザー百科」を中古で買いました。これはファミコンのゲーム「MOTHER」の公式ガイドブックですが、そのクレイジーな内容から伝説の攻略本として有名です。

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とにかく悪ノリがすごい

この画像を見て、ゲームの攻略本と思う人は少ないのではないでしょうか。まるで本当のガイドブックですよね。攻略に関係のない情報で埋め尽くされています。

アイテムやキャラクターのほとんどすべてが立体で再現されています。とんでもない時間と労力。「いちごとうふ」ってこんな感じなんだ。自分はピンク色のプリンを想像してました。

攻略本なのに著名人のコラムも満載。ちなみに音楽はムーンライダーズの鈴木慶一さんによる作曲で、屈指の名盤です。ゲーム音楽と思って聴いたらきっとびっくりします。

馬鹿の結晶

ファミコンは今のハードとは違って性能や容量に制限があったからこそ、プレイヤーとクリエイターに想像の余地を残しました。その想像をいかんなく発揮して、さらに悪ノリしてできたのがマザー百科です。

こんなゲーム本は、おそらくもう、いまの時代にはつくれないでしょう。ヒマとカネが、かかりすぎるからです。だけど、こういう「馬鹿の結晶」のような本があったことを、ぼくはよかったと思っています。仕事って、『MOTHER』もそうだし、この公式ガイドブックもそうだけど、馬鹿と言われるくらいの情熱をこめたものが、人の心にしっかり届くのだと思うのです。

ファミコンがブームとなり、ゲームというメディアがいよいよ熱を帯びはじめた当時、各界のトップクリエイターたちが熱意を持って参加したMOTHER。成熟した今ではゲーム開発は専門職のようになってしまったし、なんとなく定跡も出来てしまいました。

とはいえ、マインクラフトやポケモンGOなど、思わぬ角度からすごいゲームが登場するかもしれませんし、またMOTHERのようなおかしなゲームが出てくるとうれしいです、と思ったらUNDERTALEがありましたね。

MOTHERの続編はあるのか

自分は可能性があると思っています。主人公のネスはスマブラにずっと出ているし、ほぼ日はずっとMOTHERデザインの手帳を作っているので、絶えず検討されているのではないでしょうか。

たぶんもうやる気がない糸井さんは監修という立場で関われば良いと思っています。個人的には「OCTOPATH TRAVELER」やSwitchの「ゼルダの伝説 夢をみる島」のようなチルトシフトを使ったものを想像しました。

新作が無理でも「あつまれ どうぶつの森」にMOTHERの島を含めるのはアリだと思います。

すみません、最後に妄想が暴走しました。