期待せずに観る映画だいたい面白い説「ランペイジ 巨獣大乱闘」

映画

ロック様 meets 巨大怪獣。それが最高なバカ映画(良い意味で)とわかっていながらも、直前まで行くべきか迷っていたんです。でも行って正解、大正解でした!

どんどん大きくなるのが良い

もともとはただの動物が化学兵器のせいで巨大怪獣になってしまうのですが、いきなりなるのではなく、徐々に巨大に、凶暴になっていくんです。この設定がおもしろいんです。

巨大怪獣ものはとかく、街を破壊するだけの単調な作品になりがちですが、この映画の場合はサイズの変化に応じてシチュエーションもがらりと変わるので、観ていてまったく飽きません。

原作は32年前のゲーム

この映画の原作はMidway社が1986年にリリースしたアーケードゲームです。ゲームではタイトルどおり怪獣を操って街で大暴れする内容で、ダメージを受けすぎると全裸の人間になります。映画では人間にこそなりませんが、ゲームと同じ怪獣が登場するところに原作への愛を感じました。

見せ方がステキ

怪獣の恐ろしさと大きさが伝わってくる映像はけっこう臨場感がありました。とくにロック様がワニの怪獣に追われてビル上を走る長回しのシーンは見応えがありました。

怪獣好きの方、パシリムの続編にがっかりした方、わかりやすい映画でスカッとしたい方などにオススメです。ただしグロいシーンや下品なギャグがあるのでお子様には厳しいです。

 

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