ダ・ヴィンチ・コードを読んで

映画

話題作「ダ・ヴィンチ・コード」を読みました。周りから面白い、面白いと言われると過度な期待のせいで心底楽しめなくなってしまうタイプなので、予備知識を持たずにこの作品に出会いたかったです。
宗教学については無知に等しいのでうすっぺらい感想になってしまいますが、昔から不思議に感じていた西洋史における男尊女卑ムードの理由がわかったような気がします。

男尊女卑の理由の一つに「世を動かす偉人には男性が多いから」というものがあります。これについて自分なりに理由を考えたことがあるのですが、最終的には「女性は男性に比べて器用で賢く、環境に順応するのが上手だから世を動かす必要がない」という結論に至りました。

もし人間が女性だけだったら、不便な環境にも上手に順応し、太古の世界のまま慎ましく生活していたかもしれません。しかし現実には、既存の環境に飽き足らず、ときには戦争を起してまでも変革を繰り返す男性がいるからこそ、今のような文明の発展があるのです。もし神様がいるとしたら、退屈なライフゲームを観たくないがために男性という厄介者をお作りになったのではないでしょうか。

地球規模で考えたら、戦争を起さず既存の環境と上手につきあえる女性の方が、はるかに進化した生物といえるのではないでしょうか。男性がいるせいで、人間は2001年宇宙の旅でモノリスを前に争っていた猿と未だに変わらないのです。このまま馬鹿な男性に世を動かされてよいのでしょうか。

女性専用車、女性限定スイーツ、映画館のレディースデー、ホテルのレディースプラン…。最近の日本が過度に女性を優遇していることに不満を持つ男性もいます。しかし個人的には、このまま女性優遇を突き進めるとどうなるかに大変興味があります。ひょっとしたら日本は世界に先駆けて進化を遂げる民族になりうるかもしれません。

と、田嶋先生にほめられそうな記事を書いてみました。

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