いいづなアップルミュージアム

日記

以前から行ってみようと思っていたいいづなアップルミュージアムに行ってきました。元は三水アップルミュージアムだったのですが、三水村と牟礼村が合併して飯綱町になったので館名も変わりました。いろんな意味でものすごく楽しかったので紹介します。

村おこしの一環として建てられたアップルミュージアム。立派な建物に感動していると、案内係のおばさんが「天井が高すぎて電球を代えるのが大変」といきなり建物の欠陥を話はじめました。作りのせいか、冬は寒く、夏は暑くて困っているそうです。

そして、ある季節になるとリズミカルなノック音が館内に響き渡るそうです。どうやらキツツキが木造の外壁に穴を開けにくるのだそうです。「本当に聞かせてあげたいぐらいリズミカルなんですよ」とおばさんは話してくださいました。

入口に飾られている今にも動き出しそうなひぐまの剥製にも面食らいました。リンゴ関連の展示物だと思って油断している訪問者にカウンターパンチといったところでしょうか。「今でこそ慣れたけど、はじめのうちは夜の閉館作業が怖くて仕方がなかった」とおばさんは話してくださいました。

アップルミュージアムというだけあって、世界各国の品種のリンゴが展示されています。よく見るとけっこう痛んでいるものもあるのですが、レプリカを作ろうとすると一個10万円近くするため、本物のリンゴを置くことにしたそうです。定期的にリンゴを回転して痛んでいる部分を隠しつつ、次の交換時期まで持たせるそうです。

館長のアイデアで、マグカップや時計などのリンゴ関連グッズも展示されていますが、それらは目を離したすきに盗まれてしまうこともあるそうです。展示ボックスをライターであぶって穴を開けようとした跡まであり、切ない気持ちになりました。

途中から展示内容が脱線していくのも楽しいです。リンゴ関連のポスターや本ならまだしも、リンゴを持った高見盛関の写真や、椎名林檎のジャケット写真、しまいにはリンゴのイラストが入っているというだけで展示されている子供服まであります。値札が付いたままなので売り物と勘違いしてしまう人もいるそうです。

フロアの中央にはAppleのiMacが5台置かれており、インターネットやリンゴのゲーム?も楽しめます。ちなみにそのリンゴのゲームは途中で動かなくなってしまうそうです。直し方を知る館長は昨年3月で退職しているため、もはや放置状態だそうです。

この美術館にはめずらしく物販がありません。以前はあったそうですが、人手が足りず、目を離した隙に心無い人に盗まれてしまうことが頻発したため、やめてしまったそうです。この美術館にオリジナルグッズがあって欲しいと思うのは自分だけでしょうか。

最後に、おばさんがおやつ用に持ってきていたリンゴを1つ譲ってくださいました。面白い話をたくさん聞けて、入館料はたったの300円。展示内容のせいか、それでも高いと思う人もいるそうですが、このムードを楽しめる方には強くおすすめしたいです。

ちなみにリンゴの収穫時期には17品種ものリンゴを食べ比べることもできるそうなので、興味のある人は時期をあわせて訪れるとよいかもしれません。

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